2008年10月30日木曜日

空の写真

出かけたときにたまに写真を撮ったりするんだけど、どうしてか空に惹かれることがある。特に夕焼けで青とオレンジが混じってるのがとても好き。

この前会社を早く出たときにも素敵な夕焼けに出会って撮りたくなったのだけど、カメラを持っていなかったので携帯で撮ったので、アップロードしてみようと思ったのだけど、確認してみたらいまいち。なので手持ちの中から上げてみようということで、去年の夏休みに和歌山に言ったときの写真から。

 
 
 
 
 
 

2008年10月22日水曜日

岩瀬達哉 「人事はどこまで知っているのか」

いくつかの企業の人事部員にインタビューし、その内容をテーマごとにまとめたといった体裁の本。深い考察などがあるわけではないけれど、人事の人がどんなことをどんな風に考えているのか、あるいは人事制度ってどういう考えでできているのかといったこと(限られた数のサンプルだけど)を知ることができる。

人事なんて普段何しているのかぜんぜん気にもかけないし知らないけど、この本で少しは知ることができたと思う。

2008年10月19日日曜日

太田肇 「承認欲求―『認められたい』をどう活かすか?」

「周囲から認められたい」っていう感情を承認欲求という。会社員が求めているのはお金よりも承認であって、ただ認められて結果というものがお金で表されているがために高い給料を望んでいるんじゃないか。そして、日本では表の承認(成果に対する積極的な承認)が得られにくい裏承認(既存の枠から外れないことなどに対する消極的な承認)の社会だとしている。

こうした前提を置いた上での論点は2つほどある。一つにはそのような日本の会社組織を表承認の組織にするためにはどういう点を工夫するべきなのかについて論じ、もうひとつは裏承認の社会でどのようにして表の承認を得るかという点について論じている。

この本を読んだ感想としては、「それで、どうすればいいの?」という感じ。結局「承認欲求」自体に関する考察はほとんどうすっぺらなもので、延々と述べられているのは「農村型の承認」や「京都型の承認」といったステレオタイプ化された承認モデルを仮定した上で、「出すぎた杭は打たれない」とか「他人の領域を侵さずに成功すればいい」とかなんともいえない主張が繰り広げられている。

ここまでくると「承認欲求」とはかけ離れてしまうと思うんだけど。もっと承認欲求をどうマネジメントするか、あるいは承認欲求があることを前提として会社組織をどのようにしていくかっていう深い考察があったほうがよかったなあ。

2008年10月18日土曜日

Brine Pool

海底湖というものがあるらしい。1990年にメキシコ湾内水深800mの海底に発見され、その後2007年に地中海のクレタ島沖でも発見されたみたい。でも海の中に湖があるといわれてもすぐには理解できないよね。

海底湖の水は塩分濃度が周囲の海水より濃く、そのために海底のくぼみに沈んでたまってしまうらしい。そしてそれが通常の濃度の海水との間で屈折率が異なるから、湖面のように境界が見える。おまけに貝の湖岸を持っている。それが海底湖と名づけられている。

どうしてこんなものができたのか。どうやら一度陸地となった海面(そのときにくぼんでいて塩湖となった)が干上がり、岩塩の分厚い層ができたものが、再び海底へと沈んでしまったために非常に濃い塩分濃度の海水を作り出し海底湖となっているらしい。それにしたってなんとなく神秘的だよね。

2008年10月12日日曜日

後藤和智 「お前が若者を語るな!」

宮台真司や東浩紀、香山リカなどがこれまでに語ってきた「俗流若者論」を批判することがこの本のテーマ。彼らの言説がいかに客観的データを無視し主観によって形作られているか、またその裏づけを持たない仮説によって若者に対する政治的な見方が出来上がってしまったかを述べている。

常々ニュースやワイドショーで「凶悪化する少年犯罪」というキャッチフレーズが使われ、そのたびに一部では少年犯罪の件数は戦後減少し続けているという統計上の事実が持ち出される。これはもはや常識なんじゃないかと思うのだけど、いまだに言い続けられているということは世間の人たちはまだ少年犯罪が凶悪化しているという印象を持っているということなのかもしれない。「俗流若者論者」たちはこの印象をベースにそこからロジックを展開していく。それに対して著者は、印象論ではなく本当に科学的な根拠に基づいて論じるべきだと主張する。

話の本筋は変わってしまうけど、印象論や論拠があいまいな論説は割とまかり通ってしまっている気がする(これは僕の印象だけど)。著者も批判の対象にしているけど藤原正彦の「国家の品格」を読んだときはグレーな論拠に基づいた三段論法のようなものを否定しておきつつ、この本自体がその論法によって構成されている気がしたものだけど、こんな本がベストセラーになっているしね。

よく「本を読みなさい」なんていうけれどそれは単に読むだけではだめで、やっぱりだまされないように、批判的に読まなきゃいけないんだろうと思う(その目を養うためにある程度の量を無批判に読む必要はあるかもしれないけれど)。

2008年10月7日火曜日

More wiki in the jar

WikiはWikipediaをはじめ広く使われるようになっている。みんなでよってたかって編集できるっていうことが、もちろん一番の特徴だと思うけど、簡単な記法でそれなりの見た目(スタイルシートのおかげだけど)と構造化されハイパーリンクされたページが気軽に生成できるということが「書く」という楽しみに通じる部分もあるんじゃないかな(きっとブログも同じだよね)。

そんな特徴をいかして、自分だけの(ローカルな環境で動く)Wikiを作るのもありかな。なんて思ってXAMPP+PukiWikiを試したりしていたところにMOONGIFTで"More wiki in a jar"というものが紹介されているのを発見した。Webサーバ内蔵だからこれひとつ起動すれば、ブラウザでWikiが立ち上がってしまうというわけ。これなら本当に手軽だから、僕の当初の目的にはすごくあっている(XAMPP+PukiWikiだって本当に手軽だけど)。PCにそれほど詳しくない人でも簡単に設置することができるしいいよね。

2008年10月1日水曜日

宮本常一 「辺境を歩いた人々」

日本にまだ良く知られていない土地がたくさんあったころに、その地に踏み込み調査し書物を残した四人の男(近藤富蔵・松浦武四郎・菅江真澄・笹森儀助)について記した本。彼らの冒険についてあるいはその人柄や生き様や思いといったものを、わかりやすく伝えている。もう読んでからしばらくたってしまったので、ちゃんとした感想はうまく書けないのだけど。

これを書いた宮本常一は民俗学者で、どうやら彼自身も各地を歩き回っていたらしい。だからかもしれないけど彼らを分析対象とするよりは、彼らの気持ちの代弁をしているような語り口が印象に残っている。

参考:http://af-site.sub.jp/blog/archives/2006/01/post_456.html