あとがきにも記されているように、全体的に楽観的なムードでウェブに関係する技術革新を描いている。対象読者はおそらくこの分野にあまり明るくなく、かつネガティブな印象を持っている中高年を想定しているのだろう。「こんなにすごいことが起こっている。しかもそんなに悪い面ばかりでもないよ」ということをいくつか例示しながら説明している。
この本が出版されてから3年近くたっているけれど、個人的な印象としてはそんなにすごいことだったのかなという気もする。ただウェブにおける仕組みや制度、ビジネスの方法に関してはまだまだこれから変わって行ったり、新しく作られていくだろうという気はする。そのときに良い方向に進んでいけばいいなと思う。
あとは、情報の流通コストが限りなく安くなったことがこれからの実生活の中にどれだけのインパクトを与えていくか。すでにコンテンツ(=情報を作って売る)業界には結構なインパクトを与えているけれど、それ以外での生活にどういう風に影響するのかっていう部分はあまりわからない。ここを知りたいな。
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