2009年2月12日木曜日

ムハマド・ユヌス 「貧困のない世界を創る」

マイクロファイナンスという概念を作り実践してきた、ムハマド・ユヌス(→Wikipedia)がこれから先どのような方策をとることで世界から貧困を根絶していくかという考えを述べた本。

前半ではマイクロファイナンスの概念と、それを実現してきたグラミン銀行についての丁寧な説明があり、後半ではユヌス氏がこれから広めようとしているソーシャルビジネスの考え方やこれからの経済発展のあり方として先進国やビジネスリーダーや若者が持つべき視点について述べている。

マイクロファイナンスやソーシャルビジネスが既存の慈善事業と異なっているのは、ビジネスとして成立し、それだけで継続可能なゴーイングコンサーンとなっている点だ。これは一度うまくいけば、それ以降は他人の寄付がなくても自立して活動を続けることができるという強みになる。

またただ与えるのではなくて、貧困層の人々をビジネスのサイクルに引き込むという点もこれらの事業が貧困の解消に役立つ特徴だろう。個々人をサービスの提供者とすることでその人も利益を上げることができるし、村落の人々もそのサービスを使用することができるという便益を享受する。さらにその便益が村落の産業を助ける(たとえば電話やインターネットによって市場へのアクセスがしやすくなるなど)性質のものであれば村全体に対しての経済効果をもたらす。

僕のレベルでもわかるほど、とてもシンプルに経済の動きが見える気がした。そして貧困層の人々が少しの、そして誰も犠牲にしない助けを得ることで、自己成長的なサイクルを作り出していくための基礎を築き上げたユヌス氏の仕事は本当にエキサイティングなものだろうなと思う。

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2009年2月5日木曜日

個人的に声が好きな女性ボーカルBest 3

友人が坂本真綾の声について語っていたので、僕も僕が好きな声について書いてみようと思う(僕は坂本真綾を聞かない)。

  1. Bonnie Pink

    低音のがっつり歌う感じから、中音域のちょっと癖がありながらも女の子っぽい声、そして高音域の裏声どれも聞いていて気持ちいい。特に表声と裏声が切り替わるあたりでの声質の変化がすきだ。結構痛い感じの曲が多い(最近は軽薄なポップス風なイメージがあるけれど)ミニけれど、アルバム「Daisy」はかなり聞きやすくいい曲揃いでおすすめ。曲の中では「Quiet Life」が一番好きかな。

  2. Akane

    Bonnie Pinkの声質は個性的だが、こちらはかなりストレートで安心して聞ける声。ストリングスのような心地よさがある。曲もポップすぎず難しすぎず、まったりしたい時にはぴったり。参加していたユニットSillyを離れ独り立ちし、現在産休中らしいのだけど復活が楽しみ。非常に。

  3. やくしまるえつこ(相対性理論)

    上記二人とは打って変わってロリ声な彼女。「LOVEずっきゅん」のインパクトで名を広めたバンド相対性理論のボーカル。声は張らないし、どことなく不安定な歌い方だけど独特の個性があって曲調とあいまってかなり耳に残る。ロリ声だとYMCKのmidoriとどっちにするか迷ったけど個性でこちらを。新譜が1月に出ているけど今気づいた。購入しよう。

ほかにもたくさんいるけど、今選ぶならこの3人かな(このblogタイトルで土岐麻子を出さないというのもおかしいかもしれないけれど、土岐麻子単独の曲ってあまり聞かないし。好きだけどランク外)。もちろん声のほかにも曲の良さが大きな好き嫌いの要因にはなっているけれど、やっぱり歌声の好みって結構重要かもしれない。