2009年4月27日月曜日

小飼弾 「小飼弾の『仕組み』進化論」

「仕組み」のしくみを解説しようとしている本。「仕組み」みたいな抽象的で広い意味の言葉をテーマにしちゃうと、はじめにきちっと定義でもしない限りどのレベルで話をしているのかわかりづらくなっちゃうんだけど、本書もちょっとその傾向がある。だから、ゆるく「仕組み」っていうキーワードについて、いろんな方面、いろんなレベルからの話を詰め込んでみましたっていう感じになっている。個人個人が必要そうなところを勝手につまめばいいんだろう。

ただ基本的には「仕組み」は人間しか作れないし、その一方で仕組みは動かしてみないと本当に最適なものかわからない(失敗する確率が高い)から、仕組み作りに力をさいて(つまり「新20%ルール」を適用して)仕組み自体をよい方に変えていった方がいいんじゃないの?という主張があるんだと思う。

著者が主張する「新20%ルール」はGoogleの20%ルール(仕事時間の20%は自分の好きな仕事をしないといけない)の割合をひっくり返して、20%で与えられた仕事、後の80%は仕組みを考えるのに使いなさい、というもの。そうできたら楽しいんだろうけど、なかなか難しいよね。特に20%の時間で仕事を終わらせられるような人じゃないと(余計な仕事も多いのだろうけど)。

ただ、いろんなレベルの「仕組み」について意識したり考えたりすることは重要なんだろうと思う。というか重要であってほしい。それぐらいなら僕にもできそうだから。

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